スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

白血病の彼、寛解導入入り口に

フィラデルフィア染色体陽性の急性リンパ性白血病。

海外の、日本では未認可の薬が効いてどうやら寛解に持っていけそうな様子です。

ブラストと呼ばれる白血病細胞が減少してるとのこと。

一度目の抗がん剤治療が効果を発揮したようです。

白血病は薬が効かなくなるとブラストが減らなくなる。ブラストが減ったというのは物凄い僥倖。

次の抗がん剤投与で寛解に持っていけそうです。白血病は治癒とは言いません。ブラストが検出されなくても潜んでる場合があるからです。ですから、ブラストが消えても油断はできません。

抗がん剤治療は無菌室で行われます。白血球がほぼ0になってしまうからです。これはカビの胞子にも感染してしまうという状態です。口から内臓までカビでやられた患者を見たことがあります。悲惨な最期でした。下血して止まらないのです。そうなるともう、手の施しようがありません。

抗がん剤治療は正直苦しい。なまじっかな苦しみではありません。常に襲ってくる吐き気、全身の痛み、口内炎が口の中にできまくり、痛みで食事が取れず、中心静脈栄養などで生きながらえます。患者の体はチューブだらけになります。感染予防の抗生剤の投与、抗菌剤の投与が行われることもしばしば。

まあ抗菌剤は経口でいく事が多いですが。あとは肺炎予防の吸入をすることもあります。無菌室に入る前は消毒薬を満たした風呂に頭のてっべんまでつからなければなりません。皮膚についているさまざまな細菌を殺すためです。普段感染しない細菌にも感染してしまうからです。

特に寛解導入療法はきつい治療です。抗がん剤で滅多打ちにします。副作用で亡くなる方もいます。それくらい厳しいのです。最初の治療が鍵を握っています。寛解導入がうまくいけばしめたもの。その後、地固めという治療が入り、完全寛解に入っていると維持療法が定期的に行われます。5年再発がなければ治療は成功。維持療法もやめてかまいません。

彼は今自家移植をしようとしています。自分の細胞での骨髄移植です。寛解導入療法のワンクール目でかなりへたばりつらく怒りに支配されたようです。でも怒りをもてるというのはいいことです。あきらめると人は無気力になりますから。まだあきらめていない証拠です。

次の治療ツークール目はワンクール目の成績がよかったため、さらにきつくなります。身体的・心理的負担はかなりのもので私だったら逃げ出しているでしょう。でも彼は受けようとしています。頑張り屋さんです。生きる希望を持てたことで辛い治療にも耐えられる精神力がついたようです。

希望を持って信じる事で人は前向きになれます。これは非常に大切な事なのです。どんなにいい治療を受けても、無気力な人は戦えません。抗がん剤治療を受けるには強い意志が必要です。彼のように移植を目指しているならなおさらです。

血液疾患にストレスはよくありません。常に前向きである必要があるのです。彼は今前向きです。とてもいいことです。この調子で乗り切って行ってほしいです。

彼が寛解に入れる事、移植が成功する事を私は祈ります。祈る事しかできません。でも人の想いには力があると信じています。信じる神はいないですけれど。それは彼も同じです。とにかく願い続けます。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。