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自殺について

ある人の全体公開日記を紹介します。

高2女子 教室に遺書残し自殺か
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1420812&media_id=2


自殺する勇気があるのならその勇気は生きることに使おう。

周りに悲しむ人が大勢いることを知ろう。

辛い時期だったかもしれないけど、人生は辛いことばかりではない、必ず幸せな時期がくるよ。

生きていじめた人を見返してやろう。いじめた人が困ってたときに、助けてあげることでね。

このニュースを読んで思ってることを書いてみた。

どんなときでも、前向きにとらえれば道は開けると思う。


というものです。賛否両論出ています。

綺麗事過ぎて反吐が出そうとか、誰が悲しむのか?必ず幸せなときが来ると保障できるのか?

とか、自殺するのに勇気は要らない、すべて衝動だとか、バッシングのほうが多いかな?

きっとこの日記を書いた人は幸福に生きてきたのだろうと思う。

自殺を止めるのに綺麗な言葉など何の効果もない。

私は周りの人間が無理やりとめてやらねばならないと書いた。

私は精神科勤務です。名前の前にSとついた患者が何人もいます。
スーサイドの頭文字です。自殺願望が非常に強い患者さんです。
病名はさまざまですが、そういう患者は縛って自傷出来ないようにします。病院ですからあまり危険物はありませんが、ほうっておくと化粧水を飲んでしまったり、シャンプーを飲んでしまったり、果てには階段から飛び降りたりします。死にたい願望が消え去るまで拘束して様子を見ます。自殺を止めたいなら、ここまでしないと駄目です。運よく精神科にたどり着けばいいですが、まだまだ敷居が高いようです。私が書いた無理やりというのは精神科にかかり薬を飲み、自殺できない状況下に置くということです。自傷しなくなるまで落ち着いたら拘束は解除しますが、閉鎖病棟で暮らすことになります。治療の甲斐あって治る人もいれば、一生Sの字が取れない患者さんも多くいます。生かしておくには閉鎖病棟に入れておくしかありません。自殺未遂はきわめて衝動的に行われます。自分で自分の首を絞めるなどの行為がいきなり現れます。舌をかんだ患者さんもいました。死ねませんでしたけどね。本気で死にたいときは、人間何をするか分かりません。

本気で死にたい人をここまでしてとめるのもちょっとこくな気がするが、

自殺を止めるということは非常に難しい事なんです。

突発的ならその場を取り押さえればあとは生きていける可能性がある。

でも病的に自殺願望を持ってしまうと、咽喉から手が出るほど死が欲しいし、

そのこと以外考えられなくなっている事が多い。視野が狭まっている。

でもなかなか表面には出てこない。サインをいくつか発する事はあるが、

素人では見分けがつかない。

ここで人生論を述べても、いい事があるから生きようと言っても、

それは遠い事だし、単なる押し付け理論に過ぎない。

死にたい当人にしてみれば疑心暗鬼を植え付けられるようなもの。

死にたい人を見つけたら有無を言わさずに精神科に連れて行く事。

保護者が積極的に入院手続きを進めて、医療保護入院にすること。

任意入院では拘束ができないし、本人の自由意志で退院できてしまうから。

外出に行ってそのまま電車に飛び込むパターンもある。

だから閉鎖病棟に入れることが大事。

もっと精神科を活用しましょう。
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